社内でお使いの情報システムのデータベースに、Microsoft社のAccessをお使いの企業様も多いと思います。
しかし様々な事情で、Accessから他のデータベースや、クラウドに移行をご検討されることもあるのではないでしょうか。
このブログでは、その際に考慮すべきポイントを不定期でご紹介していきます。
その1 設計書(ドキュメント)が残っているか
Accessでありがちなのが、正規の開発工程を経ず、社内でパソコン関係に詳しい方が日曜大工的に作り上げたり、開発会社やフリーランスの方に格安で作ってもらったりするケースです。
このような場合、時が経つにつれ、機能追加や仕様変更、不具合修正を重ねていくうち、作った人にしか中身がどうなっているかわからない、作った人でも複雑すぎてわかならなくなった、ということがよくあります。
本来は設計書をはじめとするドキュメントを残しておいて、ご担当の方が変わっても、それを読めばわかるようにしておくのがセオリーです。しかし上記のようなケースでは、往々にしてそのようなドキュメント類が残っていなかったり、そもそも最初から作成していないことがほとんどです。
普段からの備えが大切
移行のためには、現状のシステムやデータがどのような構造・仕組みになっているのかを把握することが不可欠です。そのために必要になるのが設計書等のドキュメントですが、それがないといざ移行を考えたときに、右も左もわからず途方に暮れてしまい、何から手を付ければよいのかわからなくなってしまいます。
このようなことにならないよう、いま現在Accessで情報システムを運用されている会社様は、設計書等のドキュメント類がきちんと残っているか、確認しておかれたほうがよいでしょう。もし残っていない場合は、今からでも少しずつ整備していかれることをオススメします。
もちろん弊社でもこのような事例のご相談はよく承っておりますので、もうすでに上記のような状態になってしまったという場合は、お気軽にお問い合わせいただければと思います。
代表の宮崎です。会社全体のマネジメントはもちろん、コンサルタント、エンジニア、研修講師としても大忙しの毎日です。忙しくて趣味の自転車に全然乗れず放置気味。いい加減メンテナンスしないと(汗
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