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【Swift】アクセス修飾子について

       

アクセス修飾子とは

メソッドや変数にアクセスできる範囲を指定するものです。

どこからでもメソッドや変数が利用できてしまうと、開発者が想定していないところで使用されてしまう危険性があるため、呼び出すことができる範囲を制限しています。そうすることで、想定外のバグを防ぐことができます。

アクセス修飾子の種類

Swiftのアクセス修飾子には、細かく分けて7種類存在します。

open

どこからでもアクセスが可能。
どのファイル、モジュールからでもアクセスができ、継承やオーバーライドもできる。

public

どこからでもアクセスが可能。
どのファイル、モジュールからでもアクセスができるが、継承やオーバーライドはできない。

internal ※デフォルト

同じモジュール内ならアクセスが可能。

fileprivate

ファイル内ならアクセスが可能。

public(set)またはpublic(get)

setはprivate、getはinternalの制限にすることができます。

private

現在定義している中でのみアクセスが可能。

最後に

一人で開発する分には問題ないと思うのですが、複数人で開発をすると別の人が作成したメソッドや変数を使用する場面が多々出てくると思います。そういった際に、明示的に記述してあると相違なくメソッドや変数を使用することができるためバグの原因を未然に防ぐことができます。
また、似たようなメソッド、変数名を誤って呼び出すということもなくなります。

Swift以外の言語でもアクセス修飾子は必ず用意されているので、さらにステップアップするために使いこなしましょう。

 
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