サーバーはXserverを利用しているが、ドメインはXドメイン以外で作成したケースです。
弊社ホームページのSSL化をすることになり、
Xserverで無料独自SSL化設定をしようとしたところ以下のエラーが発生しました。
※Xserverの独自SSL化設定の手順方法▶︎ https://www.xserver.ne.jp/manual/man_server_ssl.php
「サイト転送」と「アクセス制限」確認したところどちらも該当しておりませんでした。
原因
ドメインはXドメイン以外で作成しており、
ドメイン「rail-c.com」のDNSサーバーにて、弊社XserverサーバーのIPアドレスとドメインが紐づけられていませんでした
サポートに問い合わせたところ、
Xserverで独自SSL設定がをするには下記のいずれかの条件を満たしている必要があるそうです。
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①「rail-c.com」のネームサーバーがXserver指定のものである
②AレコードでXserverのサーバーのIPアドレスを指定しており
「http://rail-c.com」と「https://www.rail-c.com」というURLで
Xserverのサーバーを参照している
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今回弊社のホームページドメイン「rail-c.com」は「enom」と言うDNSサーバーで管理されており、
Xserverではない所でドメインのDNSサーバー設定をしていたため②が原因である可能性が高い。と見受けられました。
「rail-c.com」を管理している「enom」のDNSサーバーのAレコードで紐づけられているIPアドレスを見ると、
「https://www.rail-c.com」は弊社XserverサーバーのIPアドレス「xxx.xxx.xxx.117」を参照できているのに対し、
「http://rail-c.com」はIPアドレスが連携されていない状態でした。
enomのrail-c.comドメイン管理画面を見てみましょう。
今回ドメインと紐付けたい弊社のXserverのサーバーのIPアドレスは「xxx.xxx.xxx.117」です。
(セキュリティ保護のためIPアドレスは非公開)
http://rail-c.com(Host Nameの@)▶︎弊社のXserver IPアドレス「xxx.xxx.xxx.117」を参照していない
https://www.rail-c.com/(Host Nameのwww)▶︎Xserver IPアドレス「xxx.xxx.xxx.117」を参照している
これが②の条件を満たしていない状態でした。両方参照しなければ無料独自SSL化はできません。
対処
ドメイン「http://●●.com」のDNSサーバーに弊社のXserver IPアドレス「xxx.xxx.xxx.117」を追加
@(http://rail-c.com)とwww(https://www.rail-c.com)、両方が「xxx.xxx.xxx.117」で参照するように登録する
①右下のEditをクリック
②AdressにSSL化したいホームページのXserverのIPアドレスを指定(HostName「@」と「www」のところ)
XserverのIPアドレスの確認はサーバー管理 > サーバーパネル > サーバー情報で確認が可能
③Record TypeはIPv4の場合はA(Address)を選択
変更から3時間〜24時間経つと変更が反映され、Xserverの無料独自SSL設定が可能になります。
④時間が経ったら(https://www.xserver.ne.jp/manual/man_server_ssl.php)を参照しながら無料独自SSL化を進めてください。うまくいけば下記のように「反映待ち」の画面になります。
⑤数時間後、無事SSL化された弊社のホームページ(https://www.rail-c.com/)ができました。
常時SSL化も忘れずに!▶︎https://www.xserver.ne.jp/manual/man_server_fullssl.php
以上がXserverで無料独自SSL設定ができなかったときの対処法でした。
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