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【デザイン四原則】全体に統一性を出す「反復の原理」 

       

デザインの四原則、近接」「整列」「反復」「強調に関しての記事です。

前回は整列の原理についてお話ししました。

続いて「反復」についての話をしたいと思います。

※デザインの四原則とは?と言う方は前記事「デザインの四原則について」をご覧ください。

デザインの四原則「反復の原理」

「反復」とはその名の通り要素を繰り返すこと指します。

フォント、色、形、などを持たせることができます。

「反復の原理」を無視した例です。

写真したの「りんご」、「みかん」、「メロン」は各写真の果物の名前を示しているため同じ働きになりますが

デザインをバラバラにするとパッとみたところ「違う働きをもつものなのかな?」と混乱を招きがちです。

 

という事で、以下の図に「反復の原理」を反映させてみます。

同じ働きを持つ要素に「反復の原理」を持たせる事で全体に統一感や一貫性を持たせることができました。

デザインの世界では全体に統一感や一貫性を持たせたスタイルやルールのことを「トーン&マナー」といいます。

反復の原理を反映させるまでの手順

ではメニュー表に「反復の原理」を反映させてみましょう。

 

①同じ働きを持つ要素を見つけ出す

「Menu」(赤線):メニューのタイトルを表す働きを持つ(本例では一つだけですが)

「Hot Drink」「Ice Drink」「Alcohol」「Soft Drink」(青線):ドリンクの種類を表す働きを持つ

上記のように同じ働きを持つ要素を洗い出しました。

 

②同じ働きを持つ要素を同じデザイン(色、大きさ、フォント等)で統一する

全て同じデザインで整えることで「Hot Drink」「Ice Drink」「Alcohol」「Soft Drink」は同じ役割を持っている事が

伝わりやすくなりました。

反復の原理まとめ

同じ役割や働きをもつ要素は同じフォント、大きさ、色等で統一することにより、より統一感を保ち、

情報を認識しやすいデザインを反映させることができました。

before                           after

 

 

反復の原理でのお約束

・同じ働きを持つ要素を配置する時はデザインルールも繰り返し使う

デザインの法則性に変化を与えると要素にも変化が加った印象になる

・デザインの世界では全体に統一感や一貫性を持たせたスタイルやルールのことを「トーン&マナー」という。

 

以上がデザインの四原則の一つ「反復」の原理になります。

次回のデザインの四原則「強調(コントラスト)」のお話をします!

最後まで拝読いただき、ありがとうございました。

 
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